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ホテルマルエ ブログ (岩手県釜石市)

 

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釜石の餅鉄(もちてつ・べいてつ)は
ヒヒイロカネ(オリハルコン)?

鉄の町釜石の河川で拾うことができる餅鉄(もちてつ・べいてつ)を探して来ました。

釜石尾崎神社エクスカリバー

釜石の尾崎神社奥の院には、石に刺さった剣が奉納されています。つまり勇者のエクスカリバーが実在している?(「釜石 エクスカリバー」で検索すると楽しいブログを拝見することができます。)
*画像は"オープンシティ釜石フォトライブラリー"様からお借りしました。どなたでも使える釜石画像フリー素材が沢山あります。
http://opencitykamaishi.jp/photolibrary/

勇者のエクスカリバーのほかにも、釜石の河川ではヒヒイロカネ(オリハルコン)の素材かもしれない餅鉄(もつてつ・べいてつ)を拾うことができます。
*昭和初期に酒井将軍(かつとき)がヒヒイロカネ(オリハルコン)は餅鉄(もちてつ・べいてつ)ではないか?という説がありました。
これを手にいれられることができれば勇者に?
 
【ヒヒイロカネとは】
金より軽く絶対錆びない素材であり、三種の神器の素材、ルパン三世五右衛門の斬鉄剣の素材にも使われているとされています。ロールプレイングゲームにもでてくる素材のようです。
 
【餅鉄(もちてつ・べいてつ)とは】
河でとれる磁鉄鉱であり、普通の磁鉄鉱よりも鉄の純度が高く、溶融すると餅の様に粘り気があることから餅鉄(もちてつ・べいてつ)といわれています。その中でも純度の高い餅鉄(もちてつ・べいてつ)は、河川の流れで丸く削られ、触ると冷たく(熱伝導率が高い)ずっしりとした重さがあります。鉄の町釜石では、この餅鉄(もちてつ・べいてつ)が他地域よりも多く採取されるといわれています。

◇河童の証文

早速、釜石某所の川を遡上しながら餅鉄(もちてつ・べいてつ)を探しにでかけます。
熊に注意するために熊よけの鈴をもって出かけたのですが、カッパにも注意しないといけません。この河川の下流は、遠野物語178話「河童の証文」のお話のやどる川です。
釜石のカッパ淵

川の下流にある釜石のカッパ淵


◇沢山の歴史的遺構

川岸いっぱいに大きな一枚岩がある箇所があります。足元に注意しながら遡上していきます。餅鉄はなかなか見つからないのですが、歴史的遺構らしきものが沢山見つかります。タガネで割った大きな岩(この近くには、明治産業革命世界遺産、橋野高炉跡があります。)や、イギリス積みらしきレンガの瓦礫(イギリス積とは明治時代に多用されたレンガの積み方です。)、工場で使われたような鉄の部品などが落ちています。少し冒険しているような感覚にとらわれます。
2018年6月イギリス積みレンガと釜石(ホテルマルエホームページ内)

滑り台のような大きな岩

滑り台のような大きな岩

タガネで割ったような岩

タガネで割ったような岩

イギリス積み?のレンガ

イギリス積み?のレンガ

工場で使われていたような滑車

工場で使われていたような滑車


◇栗橋分工場跡

この遺構が落ちていた上流には、明治27年(1894年)~大正10年(1921年)まで、栗橋分工場という釜石鉱山田中製鉄所の第7高炉がありました。(栗橋分工場の操業開始とともに、世界遺産橋野高炉の3番高炉が廃止されています。そんな時代の工場です。)
河川に落ちていた遺構は、この工場のものだったのかもしれません。
 
栗橋分工場跡地は現在さら地になっているのですが、川沿いにはトロッコの足場になった石積みや、ダム?のために造られた、イギリス積みのレンガの遺構は見つけることが出来ます。

栗橋分工場跡地

栗橋分工場跡地

栗橋分工場山神社にある案内板

栗橋分工場山神社にある案内板


イギリス積みレンガのダム?(VR360度画像) マウスのドラッグで360度


◇瀧澤神社奥の院とヨドマワリの滝

栗橋分工場跡地からさらに遡上していくと、"瀧澤神社奥の院"があります。
ここは遠野物語33「鮫の参拝」のお話のやどる場所です。ここには鮫が参拝に来るらしいので、熊、カッパ、の他に鮫にも注意しながら餅鉄(もちてつ・べいてつ)を探して行きます。
 
*"瀧澤神社奥の院"の景観は平成7年「岩手の景観賞」を受賞している名勝です。またこここから数百メートル上流には"ヨドマワリの滝"も合わせてご覧になれます。"瀧澤神社奥の院"の道脇に車を止めて徒歩で行かれる事をお勧めします。


3分で釜石VR360度 瀧澤神社奥の院
 

3分で釜石VR360度 ヨドマワリの滝


◇餅鉄の見つけ方

景観もよく、沢山の発見があるこの河川なのですが、目的である餅鉄(もちてつ・べいてつ)は簡単にはみつかりません。磁石に付く餅鉄らしきものは、大抵ノロカス・カナクソ(鉄を作ったときにでる不要物)です。
 
*釜石の製鐵は古く、近代製鉄より以前から砂鉄による鉄づくりが行われておりました。和山牧場付近(橋野高炉の北側の山)の河川でも、鉱滓(こうさい)という鉄の不要物を見つけることが出来ます。
詳しくは釜石郷土資料館に展示してあります。
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/mobile/kyoudo/index.html
 
餅鉄(もちてつ・べいてつ)を見つけるには、磁石をたよりにするよりも目視で探した方が早いかもしれません。他の石とは見た目が微妙に違います。色・形が他の石とは違和感があります。
釜石郷土資料館に餅鉄(もちてつ・べいてつ)が展示してありますので、まずは本物を目にしてから行かれることをお勧めします。ホテルマルエロビーにも展示してあります。

二つの餅鉄らしき石

二つの餅鉄らしき石

向かって左が餅鉄

向かって左が餅鉄

見た目で餅鉄と判断できます。

見た目で餅鉄と判断できます。

何個か餅鉄を採取できました

何個か餅鉄を採取できました

今度はヒヒイロカネ(オリハルコン)っぽくするために、餅鉄(もちてつ・べいてつ)を紙やすりで磨きます。これを鉄の塊とみるか、ヒヒイロカネ(オリハルコン)とみるかは本人の遊び心次第?
 
磨いた餅鉄

左が磨いた餅鉄、右がそのままの餅鉄

◇まとめ

最後にウィキペデイアでヒヒイロカネについて確認してみます。
【ヒヒイロカネは】

  • 太陽のように赤い金属とも、輝く金属とも言われる。
  • 触ると冷たい。
  • 表面が揺らめいて見える。
  • 磁気を拒絶する。←

 
餅鉄(もちてつ・べいてつ)は磁気を拒絶しませんので、ヒヒイロカネではありませんでした・・・。
もちろん宗教的素材にはなりえません。←【ここは重要です】
勇者になれるかどうかは、本人次第かもしれませんが・・・。
 
 釜石には手付かずの遊べる自然がまだまだ沢山ございます。新しい釜石を発見する観光もいかがでしょうか。
*河川の遡上には十分注意をして、ガイドと一緒にまたは複数の人数で行ってください。
 

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