VR冬の釜石 

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◇冬の釜石 VR360度画像です。(2018年1月24日撮影)
釜石市(南三陸沿岸広域)は東北に位置しているにもかかわらず、冬は雪がほとんどふりません。冬は日照時間に恵まれ、カラッとした乾燥した冬が特徴です。
 
春が近づく2月頃になると、冬の気圧配置がゆるみ、日本の南海上に発生する「南岸低気圧」が雪を運んできます。冬の低気圧は西から雪を降らせますが、この「南岸低気圧」は東からの風によって大雪になることが多いようです。
内陸の盛岡で雪が降っていないのにもかかわらず、東の釜石は大雪になってしまう天気です。
 
◇「インクラ山」 
画像の「インクラ山」とは、「インクライン」「釜石キャニオン」ともいわれ、製鐵所の溶鉱炉から出た不用な「ノロ」(スラグ)を捨てる場所でした。釜石弁で「エンクラ山」とも呼ばれています。
*インクラインとは、勾配鉄道、傾斜鉄道の意味です。
 
溶鉱炉が稼動していた頃、「ノロ」を積んだ貨車が山を登り、頂上から傾斜に向けて「ノロ」を捨てると、真っ赤になったまま転がり落ちていくのが見られたそうです。
 
ホテルマルエの川側真正面から、ご覧になることができます。

大渡川(甲子川)の朝焼け

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