釜石にガントリークレーンVR 

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釜石市にガントリークレーンが到着
9月下旬から稼動を目指す!


釜石市にガントリークレーンが到着しました。
早速行ってきました。立ち入り禁止のため遠くからの撮影です。

このガントリークレーンは岩手県が大阪府から無償譲渡を受けたものです。
大阪といえば震災時に「大阪市営バス」が釜石市に沢山の支援物資を運んできていただきました。震災後48時後には釜石に到着していたそうです。その時のバスは釜石市にそのまま譲渡されています。本当に感謝の気持ちしかありません。

◇この無償譲渡していただいたガントリークレーンとは?

まずは大きさ。高さ55メートル(アーム伸長時76メートル)
釜石大観音(48.5メートル)より大きく、アームを伸ばすとその倍の大きさのクレーンが釜石湾にそびえ立っていることになります。
ガントリークレーンがある地域では「キリン」の愛称で親しまれているようです。
釜石湾に既存にあるジブクレーンの3倍の能力あり、中国や韓国と結ぶコンテナ定期便の就航の予定されています。岩手県では初。太平洋の新たな港湾の窓口になることでしょう。
是非この「キリン」に釜石だけでなく三陸沿岸全体の復興推進の弾みになるようにがんばっていただきたいと思っております。

追記:ガントリークレーン釜石湾VR画像の後ろに見える防波堤は、震災後再建されたものです。防波堤の外から、津波がきているかどうかが確認できるように、小窓が(ガラス貼り)設けられていることがご覧いただけます。